西所沢 小手指 呼吸器内科 上新井さとうクリニック 気管支喘息

tel:04-2940-1156住所:埼玉県所沢市上新井1-26-1

呼吸器内科

急性・慢性の呼吸器疾患が対象

呼吸器内科呼吸に関係する、肺や気管支、胸膜などの疾患や症状を専門的に扱う診療科目が呼吸器内科です。
風邪をはじめ、咽頭炎、扁桃炎、気管支炎、肺炎、肺気胸などの急性疾患から、気管支喘息やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)などの慢性疾患まで、幅広い呼吸器疾患の診療を行います。

呼吸器の気になる症状はご相談ください

咳や痰が長引く、急な発熱、息切れ、胸部が痛む、いびきが出るといった症状のある方は、呼吸器疾患が隠れている可能性がありますので、お早めにご受診ください。
他にも呼吸器のことで何か気になる症状がありましたら、一度ご相談ください。
当クリニックには16列マルチCTスキャンがあり、呼吸器疾患の精密検査が可能です。

呼吸器内科で扱う代表的な疾患

  • 風邪症候群
  • インフルエンザ
  • 咽頭炎
  • 扁桃炎
  • 気管支炎
  • 気管支拡張症
  • 肺炎
  • 気管支喘息
  • COPD
  • 肺気胸
  • アレルギー性鼻炎(花粉症)
  • 睡眠時無呼吸症候群(SAS) など

こんな症状はご相談ください

  • せきや痰が出る
  • 熱がある
  • くしゃみ・鼻水・鼻づまり
  • のど痛む
  • 胸に痛みが走る
  • 息切れがする
  • 呼吸が苦しい
  • 胸部の異常な陰影を指摘された
  • タバコがやめられない など

呼吸器内科で診療する主な疾患

風邪

風邪はごくありふれた病気ですが、「万病の元」と言われますように、風邪を発端にいろいろな病気にも進展する可能性(もともと風邪ではなく、症状が風邪によく似た他の疾患であるケースもしばしば見受けられます)があります。
耳・鼻・喉の病気は、そもそもは風邪に始まる感染性の病気が多いものです。
たかが風邪と侮らず、症状が気になったら、早めにご受診されますことをお勧めします。

風邪の治療としては、一般に、症状に対して鎮咳薬や去痰薬など、諸症状を軽くするための薬を組み合わせて処方します。
ウイルス感染に引き続いて起こりやすい細菌による二次感染を予防する目的で、抗生物質を組み合わせることもあります。

花粉症

当院では花粉症(アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎)の治療を積極的に行っております。
内服薬、点鼻薬、点眼薬などを症状に応じて、組み合わせて使用します。
作用別には、抗アレルギー薬、抗ヒスタミン薬、局所ステロイド薬、局所血管収縮薬などに分けられますが、抗アレルギー薬などは、一定の効果がでるまでに時間がかかることから、症状の出始める前に治療を始めることが大切です。花粉が飛び始める2週間前くらいからお薬を飲んだり、目薬をさすことで、症状を軽く抑えることができますので、どうぞお早めにご来院下さい。

<ご自身でもできる花粉症対策>
  • ●外出時には、マスクや防止を着用
  • ●こまめな掃除と空気清浄機の活用
  • ●バランスの良い食事を摂り、よく眠る
  • ●目のかゆみが治まるまで冷やしたタオルなどを目にあてる

気管支炎

気管から肺に向けて左右に枝分かれした部分が気管支です。
ウイルスなどの感染により、この気管支の粘膜に炎症が起こり、せきや痰などの症状のほか、時に発熱、食欲不振、全身倦怠感といった全身症状がみられる場合があります。
これを一般に(急性)気管支炎と言います。
風邪に併発することが多く、風邪による上気道の炎症が気管支へと波及することによって発症します。

原因の多くはウイルスですので、根本的な治療薬はありませんが、治療としては鎮咳薬や去痰薬、消炎鎮痛薬、解熱剤などによる対症療法が中心になります。

なお、インフルエンザの場合には抗ウイルス薬、細菌感染の場合は抗生剤が用いられることもあります。

気管支喘息

気管支がアレルギーや様々な要因で炎症を起こすことで、肺への空気の吸入および呼出が困難になる症状を気管支喘息と言います。

症状としては、発作的に起こることが多く、とくに夜から明け方にかけて、ひどい呼吸困難を感じて目が覚めます。
また、ほこりや特定の抗原を吸い込むと息苦しさを感じることがあります。
息苦しさを伴わず単に咳だけの場合もあり、この場合咳喘息と呼ばれます。

治療法ですが、まず炎症などによって気管支(気道)が狭くなり発作を起こすようになった気道を拡げるための気管支拡張薬を用います。
さらに気管支を日頃より炎症させないように吸入ステロイド薬も使用します。
こちらは、ごく微量のステロイド薬を専用の吸入器を用いて口から吸入する治療法です。
このほかにも、鎮咳剤(咳止め)、抗アレルギー薬、炎症を抑える内服ステロイド薬を服用することがあります。

肺炎

肺炎とは、細菌やウイルスなどの病気を起こす微生物(病原微生物)が肺に入って感染し、肺が炎症を起こしている状態を言います。
呼吸器の防御機能が病原微生物を排除できなかった場合や、病気やストレスなどのために免疫力が落ちている時など、感染を妨げる身体の防御力が著しく低下したときに病原微生物が肺にまで入り込んで感染し、肺炎になってしまうのです。
高齢者や慢性の病気を持っている方などに罹りやすく、しかも治りにくい傾向があります。

症状としては、38度以上の高熱、激しい咳や痰、呼吸困難になるほどの胸苦しさ、胸痛などです。この状態が1週間以上続いたら肺炎の疑いがあります。

肺炎は、その元となる病原微生物を死滅させることが大事ですので、それらに対抗する抗菌薬(経口抗菌薬)による治療が中心となります。
そのほかにも、咳を鎮める鎮咳薬、解熱薬、去痰薬、気道を拡げる気管支拡張薬などが、症状に応じて用いられます。

長引く咳(慢性咳嗽)

咳は長くとも2~3週間で治まるものですが、稀に長期に渡る咳の症状というのもあります。
医学的には、3週間以上続く場合は「遷延性の咳」、さらに長引いて8週間以上続いている場合は「慢性の咳」と言います。
ただ、咳は長引けば長引くほど、感染症以外の疾患が原因となっている可能性があります。

長引く咳のほとんどは単なる咳ではない原因疾患があり、最も多いのが咳喘息です。
次いで、副鼻腔気管支炎症候群、アトピー咳嗽、逆流性食道炎、慢性気管支炎、感染後咳嗽、薬剤による咳嗽といった疾患が続きます。

長引く咳の原因が判明した場合は、それぞれの疾患に合った治療薬を処方します。
咳喘息であれば、気管支拡張剤や吸入ステロイドを用います。
また、副鼻腔気管支炎症候群は去痰剤とマクロライド系抗菌薬、アトピー咳嗽なら抗ヒスタミン剤、感染後咳嗽であれば咳止めや気管支拡張剤などを使用します。

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